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2017-05

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『プラトン全集12』「ティマイオス」~プラトンの宇宙論とか

『プラトン全集12』(ティマイオス、クリティアス)(岩波書店)
──を借りてきました

プラトン全集〈12〉ティマイオス・クリティアスプラトン全集〈12〉ティマイオス・クリティアス
(1975/09)
プラトン

商品詳細を見る


コピーもとったから書き込みができるーーーーーーーーー;;

書き込みといっても文字はかかないけど
傍線ひいたりしないとおちつかない・・・
傍線なしで読むとか苦行すぎ・・・

というわけで傍線ひいたところでもぼちぼち収録しようかなとか

(wikiより)Medieval manuscript of Calcidius' Latin Timaeus translation..jpg


この本にはティマイオスとクリティアスが収録されています
まずはティマイオスの目次とかー

ティマイオス──自然について──

『ティマイオス』内容目次(和数字は章番号を、洋数字は本全集のページ数を示す)

導入部(一-四)4

 理想の国家についてのソクラテスの物語。
 アトランティス物語。
 本篇と「クリティアス」の展望。

ティマイオスの宇宙論(五-四四)27

 序論27
  宇宙論のあり方

 第一部「理性」の作品(六-一六)31

  宇宙生成の原因。宇宙の完結性(六-七)31
  宇宙の魂の構成。時間。惑星(八-一一)40
  恒星。大地(一二)52
  神々(天体)への神の指令(一三)55
  人間の魂(一四-一五)57
  頭。手足。眼。「補助原因」(一六)64

 第二部「必然」の所産(一七-三〇)72

  「理性」と「必然」(一七)72
  「場」と宇宙の素材(一八-一九)74
  正多面体の構成(二〇)87
  宇宙は無限個か一か。火、空気、水、土の粒子の形態とその相互作用(二一-二三)93
  四元素それぞれの種類(二四-二五)101
  感覚的緒性質(二六-三〇)108
 
第三部「理性」と「必然」の共同作品(三一-四四)126

  死すべき種類の魂。心臓。肺。胃。肝臓。脾臓(三一-三二)126
  腸。髄。肉。腱。皮膚。毛髪。爪(三三)134
  食物としての植物(三四)143
  身体の灌漑と呼吸作用(三五-三六)144
  「まわり押し」の理論(三七)151
  生長と老衰(三八)152
  身体の病気。魂の病気。その矯正(三九-四三)155
  女。鳥。獣。水棲族の誕生(四四)175


登場人物
 ソクラテス ティマイオス ヘルモクラテス クリティアス



というわけで内容をみていきます

対話の設定やソクラテスのお話とかがあるけれど
この本をわざわざ借りてきた目的はアトランティスと宇宙論あたりなので
個人的興味がないところはとばすー

導入部はソクラテスの国家話(今回はどうでもいい)と
アトランティス話があります
アトランティスについては「クリティアス」にもあるので
それもそのうち読んでいきたいからここではほどほどに
プラトンのアトランティスに関する記述があるのは
「ティマイオス」「クリティアス」の2つかな

ではぼちぼち読んでいくことにー



▼導入部(一-四)

   一

ソクラテス  一人、二人、三人……おや、四人目の人は、ティマイオス、どこですか。あなた方は、昨日はわたしのお客になったから、今度は主人役にまわって、わたしにご馳走してやろうということでしたが。


これがこの本の導入です
導入は興味深いのでとりあえず収録ー
導入部コレクションとかあるといいなー
閑話休題

戯曲形式だけど、本だと話し手の名前はゴシックにしてというかんじになってるけど
それだとテキストデータとして扱うと消えるので
今後は適当にかっこでくくっとくことにー
というか対話っぽいところはほぼ収録しないと思うけど

【ソクラテス】一人、二人、──みたいなかんじに今後は表記(ここで)

p12

【クリティアス】それではさあ、聞いてくれたまえ、ソクラテス。これは何とも不思議な話ではあるが、しかしそれでも全面的に真実の話であって、そのことは七賢人の中でも第一人者のソロンが、かつて保証したところなのだ。


ここからクリティアスが彼の祖父のクリティアス(まぎらわしい)が
ソロンからきいたという話、アトランティスに関する話を語り始めます

p13
つまり、もう時も経ち、人びとも死に絶えたので、さっぱりわからなくなってしまっているが、驚嘆すべき偉業のかずかずが、その昔、このアテナイの国によってなしとげられていたというのだ。



以下、エジプトの神官とソロンがお話したこと

p16

すると、神官のうちでも大そう年とった一人が、こう言ったというのである。『おお、ソロンよ、ソロンよ、あなた方ギリシア人はいつでも子供だ。ギリシア人に老人というものはいない』と。


『というのは、あなた方は、古い言い伝えに基づく昔の説も、時を経て蒼古たる学知も、何一つとして心にとどめてはいないからである。そしてその理由は次のようなところにあるのだ。人類の滅亡ということは、いろいろの形でこれまでにも多々あったことでもあり、今後もあるだろうが、その最大のものは火と水によって引き起こされるのであって、

(パエトンの話)

この話は、神話の形を取って語られてはいるが、その真実のところは、大地をめぐって天を運行するものの軌道の逸脱と、長期間をおいて間々起こる、大火による地上の事物の滅亡のことにほかならない。


パエトンについてはこんなの

▼パエトーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%B3


ともかくエジプトには残っていてギリシャには残っていない
古代についての知識を語っていきます
ようするに災害がおこるたびに人が死んで
文盲の人が僅かに生き延びるということを繰り返しているので
文明がおきてもその記憶は失われるということをいってる
エジプトは記録が残っているということ

p18

このエジプトに保存されているものが、およそ語り伝えられている最古のものという結果になってはいるが、

その結果、あなた方はここにまた改めて、いわば子供に帰るのであって、このエジプトのことも、あなた方の地方のことも、およそ昔にあったことは何一つ知らないという状態に戻るのだ。


あなた方は地上の大洪水をただ一つ記憶しているに過ぎないが、そのような大洪水は、その前に何度もあったのである。

生き残った人々が何世代にもわたって、文字で表現することを知らないままに死んでいったので、あなた方はこのことに気づかずに来たのである。

『何を言い惜しみすることがあろう、ソロンよ。

p20
かの市民というのは九千年前にいたということになるが、


この後は、古代のアテナイの人々のこと
アトランティスのこと、アトランティスをアテナイが撃退したこと
とかがかかれてるのかな


p22

すなわち文書は、どれほどにまで大きな勢力の侵入を、あなた方の都市がかつて阻止したかを語っているのだが、これは、外海アトラスの大洋(大西洋)を起点として、一挙に全ヨーロッパとアジアに向かって、暴慢にも押し渡って来ようとしていたものなのだ。何しろ、当時は、あの大洋は渡航可能だったからである。というのは、あの大洋には、あなた方の話によると、あなた方は「ヘラクレスの柱」と呼んでいるらしいが、その入口(ジブラルタル海峡)の前方に、一つの島があったのだ。そして、この島はリビュアとアジアを合わせたよりもなお大きなものであったが、そこからその他の島々へと当時の航海者は渡ることができたのであり、またその島々から、あの正真正銘の大洋をめぐっている、対岸の大陸全土へと渡ることもできたのである。──じっさい、いまの話に出たあの入口の、内側にある限りのこちらの部分(地中海)などは、狭い入口を持った港湾としか見えないのだが、それに対して、あの外海こそ真の大洋であり、またこれを余すことなく取り囲んでいる陸地こそ、真実、文字通りに大陸と呼びうるものであろう。


地中海から大西洋までの地理が記述されています
けっこうエジプト人(というか書いたプラトン)は遠くの地理を知っている
ということが意外かも

さてアトランティス、、、

p22

 さて、このアトランティス島に、驚くべき巨大な、諸王侯の勢力が出現して、その島の全土はもとより、他の多くの島々と、大陸のいくつかの部分を支配におさめ、なおこれに加えて、海峡内のこちら側でも、リビュアではエジプトに境を接するところまで、またヨーロッパではテュレニアの境界に至るまでの地域を支配していたのである。


アトランティスの威勢の良さがわかります

実にこの全勢力が一団となって、あなた方の土地も、われわれの土地も、否、海峡内の全地域を、一撃のもとに隷属させようとしたことがあったのだ。


アトランティスの襲来ー

ヨーロッパ側(アテナイやエジプト側)が勝ちました

けれどもその後に災害がおこってアテナイはほろび、アトランティスも海中に沈んだ
ということが語られます

p23

 しかし後に、異常な大地震と大洪水が度重なって起こった時、過酷な日がやって来て、その一昼夜の間に、あなた方の国の戦士はすべて、一挙にして大地に呑み込まれ、またアトランティス島も同じようにして、海中に没して姿を消してしまったのであった。


アトランティスについて語ってるのは「ティマイオス」ではこんなかんじー


▼ティマイオスの宇宙論

ティマイオスが宇宙論について語っていきます
これも興味深いかも、アトランティスはおまけともいえるし

ここからは引用&メモになるかな
引用すると読む速度がおそすぎる

常にあるもの(生成しないもの)(常に同一を保つ)(理性によって把握される)
常に生成していてあることのけっしてないもの(生成し消滅)(感覚によって把握)
──の区別

宇宙は、後者──生成するもの

(wikiより)紫外線で見たアンドロメダ銀河.jpg


(ティマイオスの宇宙論)

p30
宇宙は、言論と知性(理性)によって把握され同一を保つところのものに倣って、製作されたわけなのです。ところで、以上のような事情があるとすれば、この宇宙が何らかのものの似像であることも、これまた大いに必然的なことです。

p32
構築者は、すべてのものができるだけ、構築者自身によく似たものになることを望んだのでした。

この宇宙は、神の先々への配慮によって、真実、魂を備え理性を備えた生きものとして生まれたのである、と。

p38
構築者は、相似しているもののほうが、相似していないものよりも、はるかに美しいと考えたわけです。

p40
このような循環運動には、足の必要はまったくないのですから、構築者は、宇宙の身体を作りだした時に、これを脚や足を持たないものにしたのでした。

p44

 そして魂は、その中心から宇宙の果にいたるまで、あらゆるところに織り込まれ、さらに、それのまわり全体を外側から覆い、自ら自分の内部で回転しながら、休みなき知的活動の生を、時間のあらん限り続けるべく、神々しい出発点を踏み出したのです。
 そして宇宙の身体のほうは目に見えるものとして産み出されたのでしたが、魂のほうは、そのものとしては見えないものではありますが、数理や調和の一面を具えており、およそ理性の対象となり常にあるところのもの農地で最もすぐれたものによって生み出されたのであり、しかも、生み出されたもののうちでもこれはもっともすぐれたものだったのです。

p46
 さて、魂は、かの三つの部分たる「同」と「異」と「有」から混ぜ合わされ、また比率に従って分割され結合され、さらに回り回っては自分で自己自身へと帰ってくるので、それが分散可能な「有」を持った何ものかに触れる場合も、また不可分の「有」を持った何ものかに触れる場合も、いつも自分自身の中を隈無く動いて語るのです──

p47
それの生みの父は喜びました。そして上機嫌で、なおもっとよくモデルに似たものに仕上げようと考えたのです。

しかし、永遠を写す、何か動く似像のほうを、神は作ろうと考えたのでした。そして、宇宙を秩序づけるとともに、一のうちに静止している永遠を写して、数に即して動きながら永遠らしさを保つ、その似像をつくったのです。そして、この似像こそ、まさにわれわれが「時間」と名づけて来たところのものなのです。というのは、昼も夜も、月も年も、宇宙が生じるまでは存在しなかったのですが、神は、宇宙が構成されると同時に、それらが生じるように仕組んだからです。

p49

 さて、時間が生み出されるために、神が時間の生成に対して考えた、その計算と意図から、太陽と月と、その他「惑星(彷徨する星)」という呼び名を持つ五つの星々が、時間の数を区分し、これを見張るものとして生じたのでした。

p53
一つは天の種族で、これは神々(天体)から成るものです。もう一つは、翼を持ち、空中を飛翔する種族。第三は水棲族。陸棲の歩行する種族が第四番目です。さて、神的な種族の姿は、できるだけ輝かしく美しく見えるようにと、これを主として火から作り上げ、また万有に似せてまんまるくし、そしてこれを、至高のものの知的活動へと置いて、この至高のものの同伴者たらしめたのですが、そのさい、この種族を全天一面に配分し、それが天の文字通りのコスモス(飾り)となって、全体にわたってちりばめられているようにしたのでした。

p56
死すべき定めの種族三つが、未だに生成されずに残っている。しかるに、これらのものが生じないでは、宇宙は不完全なものとなるであろう。何故ならば、そのような時には、宇宙は自らのうちに、生きとし生けるものの全種類を含むことにならないであろうが、もしも宇宙が十分に全きものたろうとすれば、全種族を含まなければならないからである。

p57
 こう言って、神は、前に万有の魂を調合して混ぜ合わせるのに使ったあの盃にもう一度向かって、それへ、前回に使った材料の残りを注ぎ入れました。そしてこの時も、何か以前と同じような方法で混ぜ合わせたのですが、しかし、今度はもはや、前と同じほど純粋な仕方においてではなく、それは純度において、二段も三段も劣るものだったのです。
 そして、全体を構成してしまうと、それを星と同じ数だけの魂に分割し、それぞれの魂をそれぞれの星に割り当て、ちょうど馬車にでも乗せるようにして載せると、この万有の本来の相を示して、かれらに運命として定められた掟を告げたのです。

p60
 そして神は、これらすべてを手配してしまうと、もうさっそく自分の性にあった、常の生活にもどって、そのままとどまっていたのでした。しかし、神のほうはそのままとどまっていても、神の子らは、父の指令を了解してそれに従いました。

p67
 ところで、鏡が映像をつくるということや、すべて、そこにものが映って見えるなめらかなものについても、これを理解するのは、もはや少しも難しいことではありません。すなわち、内外の火の双方が互いに交わるということと、さらにまた、一体化した火が、なめらかな面のところで形成され、それが幾通りにも姿を変えるということがあると、そうしたことから必然的に、先に言ったような映像すべてがそこにあらわれることになるのです。

p69
理性と知識を愛し求める者は、どうしても、知力あるものに属する原因をこそ、第一に追究すべきものなのでして、他のものによって動かされて、また必然的に別のものを動かすというような次元のものに属する原因のほうは、これを二の次にしなければならないのです。

p70
 そこで、わたしに言わせてもらうなら、視覚こそまさに、われわれに最大の裨益をなす原因となっているものなのです。というのは、何しろ、万有を話題としているいまの話にしてみても、仮にわれわれが星も太陽も天も見たことがなかったとしたら、一つも話されはしなかったでしょうからね。

そしてこれらのものから、われわれはすべて哲学と名のつくものを手に入れたのですが、これよりも大きな善いものが、死すべき種族に対して神々から贈られて来ることは、かつてもなかったことですし、また未来にもいてもけっしてないことでしょう。

p71
──すなわち、その原因は、神がわれわれのために視覚を考案してこれを贈り給うたということである。そしてその目的は、われわれが、天にある理性の循環運動を観察して、この乱れなき天の循環運動を、それとは同族であるが乱れた状態にある、われわれの思考の回転運動のために役立てるようにということであり、そして、天の循環運動を十分に学んで、自然本来に即した正しい推理計算の仕方をわれわれが身につけ、こうして、どのようにしても彷徨することのない神の循環運動を模倣することによって、われわれのうちの彷徨した状態にある回転運動を、正常なものに立て直すようにということなのである──と。

p71
 そして、音声や聴覚についてもこれまた、同じ事を意図して同じ目的のために神々から贈られたのだという、同じ説明が成り立ちます。

(言葉、文芸)

この諧調というものは、われわれのうちにある魂の循環運動と同族の運動を持っているものなのでして、いやしくも理性に与り、その上で詩神(ムゥサイ)と交際を持つほどの人にとっては、それは、現在有用な点と思われているような、理屈ぬきの快楽のために与えられているのではなく、むしろ、われわれのうちにあって、調子外れになってしまっている魂の循環運動のために、これを秩序と自己協和へ導く友軍として、詩神たちから与えられたものなのです。なおまた律動(リュトモス)も、われわれの内部が、大多数の者にあっては、尺度のない、優雅さを欠く状態にあるために、やはり同じことを意図して、同じ神々から援軍として与えられたのでした。


一応全部読み終わったので(あくまで読んだだけー)
傍線ひいたところを収録ということでとりあえずここまでー

読みづらくはないのはいいかも
続きはあとで(仕事しないと)

以上のところは宇宙の作られ方とか
あと「時間」については興味深いかも

(wikiより)宇宙.jpg


続きー

4種類のアルケーのお話とかが登場してきます

p72

 一七

この宇宙の生成は、「必然」と「理性」との結合から(両方の要素の)混成体として生み出されたからです。このさいにはしかし、「理性」のほうが、「必然」を説き伏せて、生成するものの大部分を最善へっみちびくようにさせたということで、「必然」を指導する役割を変じたのでした。

p73
 そこで、宇宙が生成する前には、火、水、空気、土の本性は、そのもの自体としては何であったのか、また宇宙生成以前にはそれらのものはどういう状態にあったのかを見なければなりません。

p77
というのは、そのようなものは、「これ」とか「それ」とか、また「それに」とか、すべてそれらを永続性のあるものとして示すような宣告に、おとなしく服していることなく、逃亡して行くからなのです。

p85
「あるもの」と「場」と「生成」とが、三者三様に、宇宙の生成する以前にもすでに存在していたんどえす。

p87

 二〇

 まず第一に、火、土、水、空気が物体であることは、多分、誰にも明白なことでしょう。そして物体というものはすべてまた奥行きを持っているものです。そしてまた奥行きは、これを面が取り囲んでいるというのが、絶対の必然ですし、さらに面のうちでも、平面は、三角形を要素として成り立っています。

p88
 (アルケー、アルカイ)

 そこで、お互いに似てはいないけれども、その任意のものが、解体によってお互いから生じうるような、もっとも立派な四つの物体とは、いったいどんなものかということをお話しなければなりません。

p90
(三角形)
(正四面体──もっとも原初的な形)

それらのもののそれぞれが、どんな形のものとして出来上がっているのかということと、どれだけの数が合わさって出来ているのかということでしょう。そこでまず最初に来るのは、最も原初的で最も小さい構成体をなすような形だということになるでしょうが、それの構成要素(ストイケイオン)となるものは、斜辺が短辺の二倍の長さを持っている三角形です。

(正八面体、正二十面体、正六面体)

p94

宇宙は一つの神であるのが本来のあり方だということなのです。

われわれは、いま言論によって生成させられた、いくつかの種類のものを、火、土、水、空気へと配分することにしましょう。
 そこで、土には立方体の形を与えることにしましょう。何故かと言えば、四種類のもののうちで、土が最も動きにくく、またこれは、およそ物体のうちで、最も可塑性に富んでいるわけですが、他方、最もよく、このような性質を備えているものと言えば、最も安定した底面を持っているものがそれであるのは必然です。

最も小さい立体を火に、また最大のものを水に、中間のものを空気に割り当てても同様ですし、さらに、最も尖ったものを火に、第二番目のものを空気に、第三番目のものを水に割り当てる場合も同じことが言えます。

立体として生成させられたもので、正四面体の形をなすものが、火の構成要素(ストイケイオン)であり種子だということになります。そして生成の順序が第二番目のものを空気のそれだとし、第三番目のものを水のそれだと言うことにしましょう。

(土──正六面体。火──正四面体。空気──正八面体。水──正二十面体)


このへんは火は正四面体で──とかいう不思議理論になります
英語版のウィキペディアにはこれの図があって便利ー

▼Timaeus (dialogue)
From Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Timaeus_%28dialogue%29
  



(つづくー)


・ウィキペディア調べとか

ティマイオスのウィキペディア記事は日本語版もあるけど
英語版は図解つきー

▼Timaeus (dialogue)
From Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Timaeus_%28dialogue%29
  



あと、英文

Project Gutenberg
 Timaeus

 http://www.gutenberg.org/dirs/etext98/tmeus11.txt


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