kuzukiria_blog(文学的)

読書とか、いろいろなお勉強(byウィキペディア)とか、文章(文学、芸術、哲学)とか・・・


2017-08

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『哲学を読む』(人文書院)~ヘラクレイトス、デモクリトスとか

読書メモ・・・

詰んであった本にこんなのがありました
人文書院から出てる本

哲学を読む―考える愉しみのために哲学を読む―考える愉しみのために
(2000/06)
大浦 康介、

商品詳細を見る


哲学入門やガイドのようなものは多いけれど
それらはまとめてあったり(私が嫌いなタイプは作者の伝記だらけのもの)して
案外、本人の文章は登場することはまれだったりー

そして、例えばソクラテスは無知の知といったということは覚えても
その言葉はどこにあるのかとか、どういうものかとか、それについては
知らない以前にみたこともないとか・・・

この本は、中心は、本(もちろん翻訳)の原テクストです

緒言にはこんなかんじにかいてあります

 本書は、西洋の代表的な哲学者の原テクストに少しでもふれてほしいという願いから企図されたものである。世に哲学の概説書や哲学史の本は少なくない。・・・

哲学者の生の一語は、ときとして千の概説書よりも貴重である。・・・

本書は、限られた分量のテクストの翻訳を通してであるが、西洋哲学の古典にじかにふれる機会を提供することを第一の目的としている。
 本書にはまた、哲学者の原テクストを読むことをとおして、考える愉しみを知ってほしいという願いもこめられている。


  (ボールドは傍点)

原テクストに触れるといっても、高いしたいてい絶版だし

というわけで貴重な本だと思います
西洋哲学史のメジャーなラインナップだけど、とくに興味深かったのは
古いギリシャ哲学かなー
プラトン以降はけっこう文庫本とかであるけど

ソクラテス以前の哲学者に興味もったのでこの本の参考文献を
さがしてみたらー
品切れーヽ(´ー`)ノ

図書館にあったのでこんど借りてこよ・・・

ソクラテス以前哲学者断片集〈第1分冊〉ソクラテス以前哲学者断片集〈第1分冊〉
(1996/12)
内山 勝利

商品詳細を見る




というわけで読書メモ・・・

哲学を読む―考える愉しみのために哲学を読む―考える愉しみのために
(2000/06)
大浦 康介、

商品詳細を見る



p12

▼ヘラクレイトス

知を愛する者は、じつに多くのものごとの探究者でなければならない。(断片35)

神は昼夜、夏冬、戦争平和、飽食飢餓、その姿を変えるのはちょうど火と同じだ。火は香料を混ぜ入れられると、その時々の芳香の名で呼ばれる。(断片67)

同じ川に二度入ることはできない。分散しては集まり、やって来ては流れ去る。(断片91)

魂にとっての死は水となること。だが水にとっての死は土となること。そして土からは水が生じ、水からは魂が生ずる。(断片36)


おなじひとつのものが(われわれの)うちに宿っていて、生者でもあり死者でもある。また目覚めてもいるし眠ってもいる。若者でもあれば老人でもある。なぜならばこのものが転化すればかのものであり、かのものがまた転化すればそのものであるのだから。(断片88)

魂の限界は、あらゆる方途をたどっても見出すことはできないだろう。それほど深いロゴスを魂はもっているのだ。(断片45)


▼デモクリトス

(アリストテレス『生成消滅論』第1巻第1章、より)

 デモクリトスとレウキッポスは、もろもろの〈形態〉(アトム)を想定し、変化と生成をそれらをもとにして説明している。すなわち、それらの結合と離散によって生成と消滅が起こり、配列と位置関係によって性状変化が起こるとするのである。彼らは、真実は現象のうちにあり、さまざまな現象は互いに相反し、限りがないと考えたので、〈形態〉は無数にあるとした。その結果、構成体におこる変化によって、同じものが人によって相反するものに見えるが、その変化はほんの少しの成分が混入しただけでも生じ、一つのものが位置を変えただけでもまったく別のものとして現れることになるちう。悲劇も喜劇も、同じ文字から構成されるのだから。

(アリストテレス『心魂論』第1巻第2章、より)

 デモクリトスの言うには、(……)心魂と知性は同一であって、それは第一次的な不可分の物体の一つであり、その小ささと形状のゆえに動きうるものである。さまざまな形態のうちでは球状のものがもっとも動きやすいものであり、知性と火とはそのようなものだと言うのである。

(アリストテレス『天体論』第3巻第8章、より)

 火は動きやすく、熱と燃焼を引き起こすことができるので、ある人びとはそれを球形とし、ある人びとはピラミッド形とする。

※原子論で有名だけどそれに関する断片(この辺の思想家はいずれも断片のみ残る)は少ないので、アリストテレスの紹介文がのせられている&本人の文章で収録してあるのは倫理的なものなの
(現在の私の趣味というか必要性によってそれは収録するきがおきない、自然ぽいのを集めてるところ)


ヽ(´ー`)ノ


あとはウィキペディア調べー

▼ヘラクレイトス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B9

ヘラクレイトス(Ηράκλειτος Hērakleitos、 紀元前540年頃 - 紀元前480年頃?)は、ギリシア人の哲学者、自然哲学者。

著作
著書といわれる『自然について』は現存せず、引用によってのみ断片が伝わる。この書は『万有について』『政治について』『神学について』の三書を総合したものであるともいわれる。


[編集] 思想

アナクシマンドロスから対立と変化、ピュタゴラスからは調和の考えを受け継いだ(ピュタゴラスに対しては、しかし、いかさま師であると述べている)。

万物は流転していると考え、自然界は絶えず変化していると考えた。しかし一方で、その背後に変化しないもの、ロゴスを見ている。ヘラクレイトスはまたロゴスは火であるといった。変化と闘争を万物の根源とし、火をその象徴としたのである。燃焼は絶えざる変化であるが、常に一定量の油が消費され、一定の明るさを保ち、一定量の煤がたまるなど、変化と保存が同時進行する姿を示している。そしてこの火が万物のアルケーであり、水や他の物質は火から生ずると述べられる。ただし、これらの考え方におけるアルケーの概念は、「万物のアルケーは水である」としたタレスなどのそれとは異なっている。この「生成」の思想は、パルメニデスの「存在」の思想としばしば対立するものとして見られてきた。もっとも、井筒俊彦によれば、実際には同じ事柄(形而上学における根源的な部分)を異なる面から述べているにすぎないという(『井筒俊彦全集1 神秘哲学』参照)。ヘラクレイトスの言葉としては、プラトンが引用している「万物は流転する」(Παντα ρει., Panta rhei.)がもっともよく知られているが、実際のヘラクレイトスの著作断片にこの言葉はなく(あるいは失われ)、後世の人が作った言葉であるともいわれる。「同じ河に二度入ることはできない」などの表現にその意味合いが含まれていると思われる(疑義もある)。また、「万物は一である」とも「一から万物が生まれる」とも述べ、哲学史上初めて、「根源的な一者」と「多くの表面的なもの」との関連を打ち出した人物としても注目されている。

その著作の難解さと厭世観から「暗い哲学者」、あるいは、「泣く哲学者」と呼ばれる。また、ヘーゲルなどの思想の源流として、弁証法の始まりを担う人としても考えられている。


[編集] 言葉

ロゴスはこのようなものとしてあるが、人間はそれを理解しない。(断片1)
互いに異なるものからもっとも美しいものが生じる。万物は争いより生じる。(断片8)
博識は分別を教えない。(断片40)
火は土の死により、空気は火の死により、水は空気の死により、土は水の死による。(断片76)
大多数は悪党であり、すぐれたものは少数。(断片104)
自然は隠れることをこのむ。(断片123)
万事に渡り、運命による定めがある。(断片136)
上記はディールス=クランツ『ソクラテス以前の哲学者断片集』「ヘラクレイトス B」1951年による。


▼デモクリトス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%A2%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%88%E3%82%B9

デモクリトス Dēmokritos(紀元前460年頃-紀元前370年頃)古代ギリシアの哲学者。

生涯と伝説

トラキア地方のアブデラ(Abdera)の人。レウキッポスを師として原子論を確立した。アナクサゴラスの弟子でもあり、ペルシアの僧侶やエジプトの神官に学び、エチオピアやインドにも旅行したという言い伝えがある。財産を使いはたして故郷の兄弟に扶養されたが、その著作の公開朗読により100タレントの贈与を受け、国費で葬られたという。哲学のほか数学・天文学・音楽・詩学・倫理学・生物学などに通じ、その博識のために〈知恵 Sophia〉と呼ばれた。またおそらくその快活な気性のため〈笑う人 Gelasinos〉とも称される。


[編集] 学説

〈原子〉は不生・不滅・無性質・分割不可能な無数の物質単位であって、たえず運動し、その存在と運動の場所として〈空虚〉が前提とされる。無限の〈空虚〉の中では上も下もない。形・大きさ・配列・姿勢の違うこれら無数の原子の結合や分離の仕方によって、すべての感覚でとらえられる性質や生滅の現象が生じる。デモクリトスは世界の起源については語らなかったが、「いかなることも偶然によって起こりえない」と明確に述べている。

デモクリトスの倫理学においては、政治の騒がしさや神々への恐怖から解放された魂の安らかさが理想の境地とされ、詩学においては霊感の力が説かれている。 原子論を中心とする彼の学説は、古代ギリシアにおける唯物論の完成であると同時に、後代のエピクロス・近世の物理学に決定的な影響を与えた。しかし彼の著作は断片しか残されていない。プラトンが、手に入る限りのデモクリトスの著作を集めて、すべて焼却したという伝説がある。「反駁を好んで多くの言葉を費やす者は、いかなる正しいことをも学ぶ能力がない」というデモクリトスの警句は、彼の野心のなさと論争への無関心を示し、さらに彼が死後に忘れられた原因でもある。













 | HOME | 

FC2Ad

 

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

[ベケットギャラリー]

(ベケットの戯曲の抜粋ランダム)

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー

全ての記事を表示

→全ての記事を表示

最近の記事

『失われた時を求めて』のお気楽読書のーと⑤
『失われた時を求めて』のお気楽読書のーと④(読書法のこと)
『失われた時を求めて』のお気楽読書のーと③
『失われた時を求めて』のお気楽読書のーと②
『失われた時を求めて』のお気楽読書のーと①
ipodが壊れて買ったにっき
老子の読書めも②
リヴァイアサン読書メモ2(感覚、造影について)
贈り物には羊羹・贈り物には羊羹・贈り物には羊羹
氷が手に着くのは何でなのかな
ラジオのジャズのこと
リヴァイアサン読書めも1

ブログ内検索

Lc.ツリータグリスト

カウンター

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。