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2017-10

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瀟湘八景~「夢溪筆談」読書①

この単語を思い出すのにとっても時間かかったー;;

ともかく固有名詞は忘れやすい
というわけで忘れずにメモー

まずは、ウィキペディアから

▼瀟湘八景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%80%9F%E6%B9%98%E5%85%AB%E6%99%AF

瀟湘八景(しょうしょう はっけい)は中国で伝統的に画題になってきた8つの名所。湖南省で、南の瀟水が湘江に合流して、また他の川も流れて洞庭湖を作る、湖南省の景色である。[1]

瀟湘八景が登場する最も早期の例は北宋時代の沈括による随筆集『夢溪筆談』の書画の巻であり、湘江流域の8つの名勝を指して瀟湘八景と呼んでいる。

東アジア各地に伝えられて、それぞれに地域での八景が瀟湘八景になぞらえて描かれることとなった。 また、瀟湘八景そのものも画題としてさまざまな絵師によって描かれ続けている。


瀟湘八景の内容

瀟湘八景は以下からなり、すべて湖南省に属している。

瀟湘夜雨 (しょうしょう やう) :永州市蘋島・瀟湘亭。瀟湘の上にもの寂しく降る夜の雨の風景。
平沙落雁 (へいさ らくがん) :衡陽市回雁峰。秋の雁が鍵になって干潟に舞い降りてくる風景。
烟寺晩鐘 (えんじ ばんしょう) :煙寺晩鐘とも。衡山県清涼寺。夕霧に煙る遠くの寺より届く鐘の音を聞きながら迎える夜。
山市晴嵐 (さんし せいらん) :湘潭市昭山。山里が山霞に煙って見える風景。
江天暮雪 (こうてん ぼせつ) :長沙市橘子洲。日暮れの河の上に舞い降る雪の風景。
漁村夕照 (ぎょそん せきしょう) :桃源県武陵渓。夕焼けに染まるうら寂しい漁村の風景。
洞庭秋月 (どうてい しゅうげつ) :岳陽市岳陽楼。洞庭湖の上にさえ渡る秋の月。
遠浦帰帆 (おんぽ きはん) :湘陰県県城・湘江沿岸。帆かけ舟が夕暮れどきに遠方より戻ってくる風景。

▼(中文)地図
http://zh.wikipedia.org/wiki/%E6%BD%87%E6%B9%98%E5%85%AB%E6%99%AF


で、これの初出が、えーっと沈括という人のなんとかいう本でこれ・・・

夢溪筆談 1 (東洋文庫 344)夢溪筆談 1 (東洋文庫 344)
(1978/01)
沈 括

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この本だと2巻(全3巻)の書画のところにあるけれど
書画の最初には、人気がある書画の作家として(沈括は宋の人)
鍾繇、王羲之、顧之、陸探微の四人が併記されてた・・・

で、これについては2巻の150ページからー

度支(たくし)員外郎の宋迪は画がたくみで、とりわけ平遠山水がうまかった。その得意とするものに、
 平沙落雁 遠浦帰帆 山市晴嵐 江天暮雪
 洞庭秋月 瀟湘夜雨 烟寺晩鐘 漁村夕照
があり、これを八景といった。物めずらしいことの好きな連中は、たいていこれを伝承している。
 何年か前のことである。小窯村の陳用之は画がうまかった。迪は用之の山水画をみて彼にいった。
「おまえの画はたしかにたくみだ。ただ自然の趣がかけている」。
 用之はその言葉に心からおそれいり、
「いつも昔の人に及ばないと悩んでいる点は、まさしくそこなのです」
と答えた。迪はいった。
「これは別にむつかしくはない。おまえはまず崩れたついじを探し、白絹をはってそれにもたれかけさせ、朝な夕なに見つめるのだ。長い間、見つめていると、白絹ごしに眺めた崩れついじの上野高低曲折が、すっかり山水のかたちになる。高いところが山、低いところが水、おちくぼんだところが谷、けずれたところが澗(たにがわ)、はっきりしたところは近景、ぼんやりしたところは遠景と、心と眼でしっかり覚えこむのだ。心の琴線に感じ取り、人間や動物、草木がはっきりとあらわれ、しかと目に写ったならば、意のままに筆を走らせる。深く精神で会得すれば、自然に画境はすべて天の働きに近づき、人間わざでなくなる。これを活筆というのだ。」
 用之はこののち、画の格調が日ましに上った。


度支員外郎宋迪工畫,尤善為平遠山水,其得意者有《平沙雁落》、《遠浦帆歸》《山市晴嵐》、《江天暮雪》、《洞庭秋月》、《瀟湘夜雨》、《煙寺晚鐘》、《漁村落照》,謂之「八景」,好事者多傳之。往歳小村陳用之善畫,迪見其畫山水,謂用之曰:「汝畫信工,但少天趣。」用之深伏其言,曰:「常患其不及古人者,正在於此。」迪曰:「此不難耳,汝先當求一敗墻,張絹素訖,倚之敗墻之上,朝夕觀之。觀之既久,隔素見敗墻之上,高平曲折,皆成山水之象。心存目想:高者為山,下者為水;坎者為谷,缺者為澗;顯者為近,晦者為遠。神領意造,怳然見其有人禽草木飛動往來之象,瞭然在目。則隨意命筆,默以神會,自然境皆天就,不類人為,是謂活筆。」用之自此畫格進。


なるほどー

宋迪はウィキペディアだとこんな・・・
あんまり充実してないけど

▼宋迪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%8B%E8%BF%AA

宋迪(そう てき、11世紀後半頃 - 没年不詳)は、北宋の文人画家。洛陽人。山水画題・瀟湘八景を創始したといわれている。平遠山水を得意とした。現在の湖南省長沙市に官僚として赴任し、風光明媚で有名なこの地で「瀟湘八景図」を描いたと言われている。



あと、夢溪筆談はウィキソースにあったー

▼夢溪筆談(沈括)
http://zh.wikisource.org/w/index.php?title=%E5%A4%A2%E6%BA%AA%E7%AD%86%E8%AB%87&variant=zh-hant





▼雪舟の瀟湘八景図

ついきー

画像ないかなーとか探してたら雪舟のがあったー
早稲田で画像とか公開してくれていてうれしいな

瀟湘八景図 / 雪舟 画
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/chi04/chi04_01055/index.html


それにしても、図書館は入手できない本を読むのには便利だけど
東京で暮らしていれば大きい図書館も利用しやすいけど
今は地方だから、交通費で本が買えるし・・・
住み心地は風光明媚でいいんだけど、
図書館とかコンサートとか展覧会みたいな文化的なのがちょっと不便ー






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